2011年02月21日
Le mieux est l'ennemi du bien.
お久しぶりです。
藤林です。
表題は、先日読んだ書籍で何とも素晴らしいと思った言葉です。
本で読んだのは、「The best is often the enemy of the good」
でして、日本語では、「最善は善の敵」という意味になります。
手抜きの推奨では、ないです。
果てしなく高い目標を掲げて、一向に進まないなら、
ここまでで合格という目標をどんどんクリアしたほうが良い。
そういう風に認識しています。
ただもって、自分が「最善」に近いと思うものが、相手方からは「凡庸」であったり、
同様に「標準」と思ったものが「劣悪」であったりするのが世の常だとも感じますので、
「最善を目指しすぎることはしないが、最善に近づけるように最善を尽くす」
ことが重要かなと思う次第です。
このことが書かれていたのは、
”最短経路問題”の部分でした(詳しくはGoogle検索ください)。
複雑な道のり・・・(でもないですが、例は)
例えば、北海道・東京・名古屋・大阪・福岡・沖縄の飛行機の移動時間を考慮して最短で全国を回る。
ただし、スタートはどこでも良い。
こういう問題は簡単に見えてとても大変です。
6地点全てが他の5地点とつながっていると、6×5×4×3×2×1=全720通りに膨れ上がります。
全部一人の人間が、精査するのは時間がかかります。
で、ここで”欲張り法”という解法があります。
「一番所要時間が短い所から順に通っていく」ということです。
確かに、720通りを1個1個精査して「最善」を求めるよりは、
”欲張り法”で「とりあえず善」を行動したほうが有益といえます。
顧客ID分析などで、
どこのラインで優良顧客とするかと悩まれる方は、
乱暴ですが、
”どこか適当な所で切って、後で見直せばいい”
くらいの認識でもいいので、まずは顧客区分をざっくりラインで決めて、それに応じたサービスを
1つでも始めて見る。それが「善」かなと思います。
以上です。
- 2011年02月21日 | リサーチャー 藤林





