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2010年03月05日
先入観の垢を落とす
お久しぶりです。
藤林です。
表題の通り、人間は結構な先入観=経験から物事を判断します。
「当たり前だろ?」と思う事がまさに、それです。
しかし、よくよく考えて見ますと、
その情報も、結構昔に、みんなが言っていた&テレビで見た、経験した
ことを元にしているものです。
統計やデータから2005年の○○は□□%だった という客観的な情報を元に
(数字だけで全てがわかるものでもありませんが)しているものが多いのではないでしょうか。
さらに、ここで、問題なのは、その先入観が「いつ」出来たかということです。
2000年近くに得た先入観で、2010年の今を判断しようとすれば、やはり
ミスリードを起こしてしまうでしょう。
例えば、
「高齢者はインターネットを使わない」
は先入観として持っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、この先入観に対して、
”いつ 得たものか? つまり、今も当てはまるのか?”
”使わない とは何%程度を意味しているのか?”
”いや、そもそも、使わないという情報は正しいのか?”
を意識しないで、判断材料にしてしまうことがあります。

高齢者のインターネット利用に関する統計です。
年齢が上がるにつれて、利用率は下がりますが、
未来を考える上で、
「高齢者はインターネットを使わない」先入観は、今も判断材料として適切なのでしょうか。
自分自身もそうですが、
かなり昔に、たいした根拠もなく得てしまった先入観を
判断材料として使うときは、
しっかりとブラッシュアップすることが必要だと感じます。
特に、色々な情報を一気にブラッシュアップするには、現場を見に行くことが、最良と思うのです。
(高齢者で言えば、先日カメラショップで80代の方が、パソコンの前で年賀状を作っている姿を見ました。それを見て、先ほどの先入観に疑いが沸きました。)
何の目的もなく見に行っても、見落とすかもしれませんが、
明確な目的を持って、現場を見回れば、古い先入観の垢を落とすことが出来るのではないでしょうか。
データ分析も、この先入観の垢を落とす
という視点から活用頂けるよう、努力していきたいと感じます。
以上。
2010年03月05日 13:10 [ リサーチャー 藤林 ]


