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年間5000万人が訪れるショッピングセンターとダイレクトマーケティングの共通点!|フュージョン株式会社

作成者: 佐々木 卓也|Jun 11, 2013 2:00:00 PM

ヤフーニュースで、「イオンレイクタウンが年間5000万人を集客する"空間"の秘密

という記事を読みました。

800億円を投資して建設された日本最大級のSCですが、年間の集客も桁外れです。

(スターバックスも5店舗!!もあるそうです)

記事の中で施設の企画に携わった方のお話しがあったのですが、

その設計視点が非常にマーケティング的で、感銘を受けました。

中でも感銘したポイントを二つ。

一つ目は「間口は狭く、奥行きを深く」という視点

歩いていて沢山の店舗を一度に見渡せる事が可能な様に工夫した設計ポイントだそう です。

これをダイレクトマーケティング視点に置き換えると・・・

例えばECサイトのトップページに特集バナーを配置して、

なるべく沢山のキャンペーンを見せて、バナーをクリックすると

縦に長ーく商品の解説(お客様の声、効果効能データ等)を

入れて購入してもらう事と同じと思います。

もう一つは「入口より、出口が多く」という視点

出口が渋滞して、最後に不快な想いをさせない様に工夫した設計ポイントだそうで す。

例えば通販で、色々良い事を書いてあるけど、

最終的にどうやって注文したら良いかわからない、

注文の仕方が小さすぎて良くわからない、注文チャネルが少なすぎる、等

こういった設計のカタログやWEBサイトをダイレクトマーケティング的に

まさしく「出口が無い」という言葉で表現します。

また、家に到着した荷物の「荷姿」も箱が変だったり、梱包が雑だったりすると

最終的にその企業への印象も悪くなります。

お客様の手元に届くまでが非常に大事な事もダイレクトマーケティングと一緒です ね。

集客が出来るリアル店舗も、WEBサイトやカタログDMの設計でも、

最終的に「人対人」のお買物に通じているとすれば、

そこにはマーケティング視点で考えると共通点が見出せると思います。

何事も観察と推察が大事かもしれませんね。

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。