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「無理しないマーケティング」の時代が来る!|フュージョン株式会社

作成者: 佐々木 卓也|Dec 22, 2013 2:00:00 PM

最近小売業の方々とお話している中で、

クーポンだ、割引だ、プレゼントだ、と

プロモーションフェーズになると

オファーを片手にテクノロジを駆使して様々アプローチしていますが、

やはり「無理」がどこかで来ているのではないか、という話がありました。

マーケティングの授業で最初に習う

マズローの5段階欲求」では

①生理的欲求(Physiological needs

    ↓

②安全の欲求(Safety needs

    ↓

③所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging

    ↓

④承認(尊重)の欲求(Esteem

    ↓

⑤自己実現の欲求(Self-actualization

と人間の欲求を5段階に分けて定義しています。

その中で特にこれからのシニア市場を考えると、

超高齢世代においては当たり前ですが、

第一欲求でもある「生理的欲求」が改めて高まるのではないか、

という議論になりました。

ウィキペディアによると・・・

●生理的欲求(Physiological needs)とは、

生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求

極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、

生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。

一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。

_______________

総務省調べによると、人口推計で

65歳以上の高齢者人口が約3200万人、

80歳以上の人口が約1000万人という状況の中で、

「暑い」「寒い」「眠い」「お腹が減る」「トイレ」など・・・

「便利だ」「得だ」「楽しい」「美しい」ももちろんありますが

人間の生活の根本に関わるような、

生理的欲求に基づいた、「無理しないマーケティング」は

改めて見直されるかもしれません。

「気温の変化」や「体温の変化」を気にしたり、

「生きる為に」食べたり

「トイレのタイミングと内容」を気にする

ある一定層が思っている以上に急速に増える中で、

そこに価値を提供し、

テクノロジを活用して解決策を提案出来る企業が

これから支持される時代になるかもしれません。

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。