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「具体と抽象を行き来する」難しいアクションに挑戦していきます

佐々木 卓也
2021-05-10

新年度スタートからゴールデンウィークまであっという間に過ぎ去りました。
当社は小さな子供がいる社員も多く、
卒業・入学イベントで忙しかったメンバーもいたようです。

また、4月1日から新卒社員がジョインしました。
皆さんが社会人になった時はどんな感じでしたか?
温かく先輩や同僚、上司から歓迎されたでしょうか。
私の24年前(随分昔)の前職新卒入社時は、
しばらくは全員の名前と顔が一致せず、言葉遣いもままならず、
本当に緊張していました。

約50名の部署、男性ばかりで24時間シフト、
下の名前で呼び合う男子校の様な職場でしたが
隣の席の先輩がとても優しく接してくれ、
毎日定食屋で昼飯を一緒に食べていたのを思い出します。

私が新卒で入った前職三年間の仕事は、
当日会社に行くまで、何の案件かわからず上司から与えられた仕事を黙々と進め、
終わったらまた新しい仕事を貰いにいくような単調な仕事が多く、
仕事の全体ボリュームも見えない、やる事は一緒だが明日の内容がわからない業務が大半でした。

評価されるためには目の前の仕事を誰よりも素早くこなしたり、
難しい仕事に手を挙げてみたり、新しい事に手を挙げてみたり、
改善案を数多く出したり。

仕事の価値を考える前に、沢山のケースをどうやって経験するかを考えていた気がします。

・他部署やチームを巻き込んでプロジェクトを進める経験
・異なる価値観を持つメンバーと共に仕事を進める経験
・後輩を育成する経験、先輩からアドバイスを貰う経験

といった経験は社会人だからこそ体験できる事かもしれません。

また、
・成長に繋がらない無駄な仕事はない ということ
・スキル習得だけが成長ではなく、スキルと経験の2軸によって成長があるということ
・スキルは代替可能性があるが、経験は会社や組織にいないと
 実際に体験できない事が多いということ
・機会を手に入れるには、目の前の仕事で結果を出すこと

といった、皆さんにとってはもはや当たり前と感じる事が、
新社会人のメンバーには、スキル習得しないといけないと焦ったり、
仕事の意味ばかり考えて頭でっかちになったりするかもしれません。

成長の意味を履き違えずに、目の前の仕事に全力を尽くす事の素晴らしさを伝えていきたいです。

現時点での当社は
「実践知」(体験や実践する事で得られた知識)が強みですが、
「形式知」(客観的に捉える事が出来る、言葉や構造を持って説明できる知識)
必要なタイミングになってきました。

これから100名を超える組織を目指す当社にとって
新人を迎え、教育を通じ「実践知」を是非「形式知」にする様な
「具体と抽象化を行き来する」難しいアクションに皆で挑戦していきたいです。

IMG_0281.jpg
写真は自宅近所の桜です。やっと北海道にも桜前線がやって来ました。

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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