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    アイデア創出法「オズボーンのチェックリスト」と活用例

    2016-04-07

    目標達成の道しるべ「KPI」を設定しよう

    自社でマーケティング施策を考えるときなど、アイデア出しは楽しい作業ですが「なかなかいいアイデアが出ない」「いつも同じような発想になってしまう」というお悩みもよく聞きます。
    そこで今回は、誰でもコンスタントにアイデアを生み出すことができる発想のフレームワークとして「オズボーンのチェックリスト」をご紹介します。オズボーンのチェックリストは、ブレーンストーミングの発案者であるアレックス・F・オズボーンが作った発想法です。アイデア出しにお悩みの方は、ぜひ使ってみてください。

    オズボーンのチェックリスト9つの発想切り口

    どんな優れたアイデアも、既存の物事の変形や組み合わせでできています。

    オズボーンのチェックリストは、アイデア創出のパターンを以下の9つに分類し一覧にしたもので、リストの各項目に対応するアイデアを出していくことになります。チェックリストに沿って発想することで着眼点を多角化できるのが特長です。

    1.転用:ほかに使い道はないか?
    2.応用:ほかのアイデアを借用できないか?
    3.変更:一部を変えてみたらどうか?
    4.拡大:大きくしたらどうか?
    5.縮小:小さくしたらどうか?
    6.代用:代わりに使えるものはないか?
    7.置換:入れ替えてみたらどうか?
    8.逆転:逆にしてみたらどうか?
    9.結合:組み合わせてみたらどうか?

    オズボーンのチェックリストはどんなときに使うのか?

    オズボーンのチェックリストは「○○を△△したら」という形式のリストなので、改善するべき対象が明確な場合や、既存の商品・サービスをもとに新しい展開を検討する場合に向いています。
    一方、ゼロベースで事業のアイデアを出したい場合などには向きません。

    【具体的な使用例】

    チェックリストの問いかけに対し、思いついたことを列挙していきます。この時点では精査せず、思いついたものはとにかくすべて記録しておきます。
    また、リストをすべて埋める必要はありません。
    数分考えても案が出ない場合には、次の項目に移りましょう。

    ある程度思い付きが出つくしたら踏み込んで検討すべきアイデアを選び、必要に応じて調査や肉づけをしていきます。

    以下は「マンネリ化したDMを刷新したい」というテーマを設定した場合のオズボーンのチェックリストの使用例です。

    目標達成の道しるべ「KPI」を設定しよう

    オズボーンのチェックリストは一人でも使えますし、数人のグループでディスカッションしながら使うこともできます。

    どちらの場合でもまずはアイデアの質にこだわらず、アウトプットの量を多くすることが重要です。あとから良さそうなものを取り上げ、煮詰めていくことをおすすめします。

    フレームワークを利用すると、よいアイデアの土台となる大量のアウトプットを多角的かつ楽に行えるようになりますので、ぜひ活用してみてください。

    ▼関連コラム:【テンプレート付】アイデア発想フレームワーク「マンダラート」の活用法

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