株式会社いなげや様

「競合店出店対策プロジェクト」で
売上減少を最小化

課題

競合店オープンに伴う売上減少を食い止めたい

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成果

「競合店出店対策プロジェクト」を立ち上げ、
・競合店オープン後の来客数、昨年対比100%を維持
・競合店オープン後の売上は前年を超えた
 

競合店出店対策プロジェクトの概要

 
株式会社いなげやは東京を中心に100店舗以上展開しているスーパーマーケットチェーンです。

当社は、同社の会員制度(ポイントカード「ingfanカード」の導入)の立ち上げから顧客マーケティングを支援しています。

そのドミナントエリアに競合店が出店することが判明し、競合店オープン時の売上の落ち込みを最小限に抑え、その後売上を回復できるような対策が求められていました。

 

ドミナントエリアの現状把握から着手

まずエリア内に居住する会員データから商圏を割り出しました。

そしてエリア内の店舗で実施した来店客調査の結果から、現時点での近隣競合店への流出状況や商圏内のシェア、来店客の思考・トレンドなどを把握。

それらの情報から立てた仮説として、商圏内の既存顧客とのコミュニケーションを増やし、顧客が求める商品やサービスを提供することが離反防止につながると考え、既存顧客へのアプローチ策を練ることになりました。

 

そして、ダイレクトメールを使って、1年間の長期スパンで新規顧客の開拓、既存顧客との関係維持を行うことをご提案しました。

 

競合店オープン日を挟んで、1年のダイレクトメール施策を年間計画として立案

DM実施にあたっては、どんな会員に(ターゲット)、どんな案内を(訴求内容)、どの時期に(タイミング)送るのかの年間計画を策定しました。

 

DMでの訴求内容は、ポイントがたまるキャンペーン案内やセール情報だけに限らず、広告要素を入れずに「いなげやからお客様への想い」を伝えるDMなど、会員顧客とのコミュニケーションを意識して組み立てました。

 

そして実施後には毎回必ず効果検証を実施。実施結果を踏まえて、次のダイレクトメール施策をブラッシュアップしていきました。

 

時期とターゲットを大きく3つに分けて、通算10本以上のダイレクトメール施策を実行し、来店客数の継続維持を実現しました。

 

提供ソリューション

・既存顧客とのコミュニケーション増やす、ダイレクトメール施策の年間計画を策定

・年間計画の中で実施した主な施策 

 【来店回数アップ】スタンプラリーDM
 【客単価アップ】クーポンDM
 【現金払い専用カード会員向け】クレジットカード切り替えDM
 【3か月来店がない顧客向け】カムバックDM
  近隣エリアへのタウンプラスDM
  上位会員向けプレゼントDM
  お中元の購買促進DM
  ポイントカード会員募集施策

 

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