人事ブログ

考えることについて考える。 - 『思考の整理学』
2013年07月10日
こんにちは。
パラシュートグループの沖津です。
 
社内で毎月行っているプライベートセミナーで、『思考の整理学』という本が課題図書として配されました。
もう30年も前に出されて読み継がれている「古典」の部類の入る本のようです。
 
タイトルの通り、「考える」ということについて「考える」きっかけになる本で、自分の思考スタイルを考えるきっかけになりました。
 
例えば、「つんどく法」という章には以下のような記述があります。
 
「全ては頭の中に記憶する。それでは忘れてしまうではないかと心配になる人は、カード派であり、ノート派である。
字を書いていると、そちらに気を取られて、内容がお留守になりやすい。
もっと頭を信用してやらねば、頭がかわいそうだ。」
 
僕は試験勉強や受験勉強では、(計算問題を解く以外)一切紙もペンも使わない人でした。
とにかく読んで、頭の中に入れる。
何かを書き写すとか、ノートを整理するなんてことには一切時間を使いません。
メモもほとんど取りません。記憶が必要なことは、とにかく頭の中に記憶します。
 
反対に、考えをまとめようとする時は、文章を書きます。
『思考の整理学』の中には「とにかく書いてみる」という章もありましたが、まさに「とにかく文章にしてみる」ということです。
 
こう考えると僕は、記憶(インプット)には一切紙もペンも使わないけれど、それをまとめてアウトプットしようとする時には「文章」にしようとする思考スタイルがあると自覚できます。
 
自分はどういう考え方をしているのか、ということに意識的であることは重要かもしれません。
普段そんなことを考える機会はないからこそ、まさにそれについて「考える」ということは面白いですね。
 
世の中にはノウハウ本やフレームワークみたいなものが溢れかえっていますが、皮肉なことにそれらを身に着けようとすることは、「考える力」とは正反対に向かうような気もします。
他の誰かが考えたことを使おうとする行為は、もしかしたら、最も考える力を奪うことなのかもしれません。
 
「考える」とは、心の中のもう1人の自分と語り合うことだから、ものごとを言語化できるかどうかは、その人の「思考の深さ」の指標になるでしょう。
思考力と言語力は強く結びついています。(語学ではなく、言語力)
日常的に「思考」をしていなければ、なにかを言葉や文章で説明する能力は身につかないはずです。
 
「なにかを言葉や文章で説明する能力」は、知識やスキル以上に仕事を行う上で最も基礎になるべき能力のはずです。
 
「考える」ことは面倒だと思っている人も多いのかもしれませんが、考えることを「めんどくさい」のではなく、楽しいことだと思う人の多い集団でありたいといつも思います。
 
採用担当_沖津
2013年07月10日 |