人事ブログ

現代のベテランに求められる視点 ー 売上と育成のパラドクスから
2015年09月24日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

先日、社内で「売上と育成のパラドクス」についてディスカッションする機会がありました。


多くの組織(企業に限らず、ですね)で生じる、
「育成だと割り切るならば、結果にはある程度目を瞑らなければならない。
 短期的に結果を求めるならば、ある程度育てるという行為を諦めなければならない。
 しかし、実際は両方を追い求めなければならない。」ということについてです。



問題は、多くのベテランが、若者に「追体験」を期待することではないかと考えることがあります。
つまり、自らが経験してきたことを経験し、自分ができる仕事をできるようになってもらう、ということです。


これ自体は何もおかしい話ではなく、当然の発想だと思います。


しかし、例えば、今の40代や30代後半が「若手」であった時代と、現代のビジネス社会のスピードと求められるクオリティは、まるで違うはずです。
さらに、場合によっては、求められる仕事の性質や「ジャンル」自体が、違うところで価値を生まなければならないということが往々にして出現しているということです。

適切な時間と適切な追体験を経て、「同じ仕事を同じレベル」でできるようになっている頃には、市場自体が変化してしまっているであろうことに意識的であるか否か、という視点が現代の育成側には求められているのではないでしょうか。



だとすれば、何を、どうやって、育成するのか、ということに簡単な解はありません。


おそらく、育成する側に求められることは、社会や市場の変化を見極めながら、企業が描いているビジョンを理解し、時に導き、時にサポートする、ということではないかと思います。
(そこまで考えた結果、追体験が必要である、という判断であれば、何も問題はありません。)

採用担当_沖津
2015年09月24日 |