人事ブログ

2016年(以降)のトレンド(?) ー HRデータサイエンティスト
2016年01月06日

あけましておめでとうございます。
フュージョンの沖津です。
今年も宜しくお願い致します。

年の最初のブログといえば、「2016年の予測」のような記事が多く見られますが、
負けじと(?)、今年盛り上がりそうな人事に関するキーワードについて書いてみます。

数年前から「データサイエンティスト」という職種が持て囃されていますが、この職種は、まさに我々のような「マーケティング領域」で活躍しているという連想が真っ先にされると思います。

おそらく今年以降、データサイエンティストがマーケティング領域のみならず、人事領域でも活躍するという事例が散見されてくるのではないかと思います。


人事領域におけるデータに基づいたアプローチは、日本より遥かにアメリカが進んでいます。

有名なのはやはりGoogleで、なんと人事部門の3分の1が、データサイエンティストで占められていると言われています。


人事領域でデータ活用が進まなかった背景としては、
・やはり相対的にマーケティングより優先度が低いこと
 (貴重なデータサイエンティストは売上に直結することにアサインしたい)
・定量的なデータ解析が多いマーケティングよりも、「人間」という定性的なデータが多いため、分析が難しく、またその信頼性も低いこと
などが考えられます。

しかし、「HRTech」というキーワードに表されるように、人事領域でデータを収集・活用するためのテクノロジー、サービスが次々登場していることを受けて、今年以降改めて人事領域におけるデータ活用が注目を集めるはずです。

HRTechとして盛り上がっているサービス郡は、採用に留まらず人事評価、生産性改善、メンタルヘルスまで、およそ全ての人事領域をカバーしています。


日本企業はこうしたベンチャーのプロダクトを導入することに保守的ですが、遅かれ早かれこの流れは日本にも押し寄せることと思われます。


もう一つ、「人間」という複雑なものを扱うデータ解析においては、これまでの統計・数理的な専門家としてのデータサイエンティストだけではなく、
先端企業を中心として、人事に心理学や社会学の専門家が入ってくるようになるでしょう。
それによって、いかに人間の定性データを効果的に取得し、仮説・検証を進めるかの研究が進むと思います。


こうしたデータサイエンティストは、「HRデータサイエンティスト」と呼ばれていくかもしれません。


と、ここまで書いていて思ったのですが、「2016年の予測」とするには少し早過ぎるかもしれませんね。

とはいえいずれにせよ、このようなデータドリヴンなアプローチが人事でも進むはずで、このような取り組みに着手できる企業とそうではない企業で、大きな差がつく時代になるような気がします。

採用担当_沖津
2016年01月06日 |