人事ブログ

職場における自己開示について
2016年04月08日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

先日、「自己開示しなきゃいけないものでしょうか?」という質問を受けました。


僕にとって自己開示することのメリットや喜びは自明のことであったので、驚きと同時に、少し考え込んでしまいました。
多くのことがそうであるように、本人がそうした希望や欲求を持っていない段階において、自己開示の必要性を理解してもらうことは簡単ではないからです。
自己開示には、恐怖、そして時にリスクもつきまとうものだということもわかるからです。


特に日本では、「自分」というものはできるだけ押し殺して、集団の価値観を受け入れることが美徳とされてきた文化もあるのかもしれません。


知的生産性というビジネスの視点で言えば、最も生産性が高いのは、「心理的安全性」がメンバーに実感されている状態、つまり、「どんなことを言っても大丈夫」「どんな自分も受け入れられる」という状態である、と多くの研究が示しています。


とはいえ、「生産性のために自己開示をした方がいい」なんていう功利的な理屈は、自己開示の欲求を感じていない人には通用しないでしょう。


自分を出すというシンプルな喜びや、深い信頼関係を実感できる時の心地よさ、そうした精神的満足感を段階的に感じていくことが、本人が自己開示を求めていくステップなのかもしれません。


仕事だから、会社だから、と仮面をかぶりながら過ごすのではなく、「本来の自分」でいられる職場でありたいと強く思います。

知的生産性もさることながら、仕事の時間に仮面を被って生きねばならないとすれば、それはあまり幸せな人生とは言えないでしょうから。

採用担当_沖津
2016年04月08日 |