人事ブログ

「とりあえずやってみる」という企業が、採用でも強いという話。
2015年07月28日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

フュージョンは本社が札幌にありますが、お客様も、またご一緒にセミナーなどを共催させていただくパートナー企業も東京の企業が中心です。

いつの間にか、僕自身の「人事仲間」も東京の企業の人事の方ばかりになり、札幌の企業の人事の方と会って情報交換することがめっきりなくなりました。

僕は意図的に、この企業(の人事)は面白そうと思えば、出張の合間にアポを取り会いに行くようにしているのですが、
そうして出来上がったネットワークは本当に貴重で、素晴らしい情報やヒントが得られます。

インターネットの黎明期には、「地方間情報格差がなくなる」と言われたりもしたものですが、現実には全く逆で、首都圏の一部の先進的な企業や人たちと、地方のそれでは大きな格差を感じることが多いです。

例えば、新しく台頭してくるソーシャル系、ダイレクト系、また新卒採用の新興サービスなどをフュージョンは積極的に活用していますが、どのサービスからも「札幌のクライアントは御社だけです」と言われてしまいます。
(大手求人サイトももちろん使っており、その媒体パワーは痛感していますが)
札幌の企業として若干残念に感じます。

これは別に札幌に限った話ではなく、もしあなたが「見慣れない」求人サービスをチェックしてみると、そこにはいつも似たような顔ぶれの企業(たいていが首都圏の成長ベンチャー)が並んでいることに気がつくでしょう。


新しければいい、ということが言いたいわけではなくて、首都圏の先進的な企業の人事仲間と話していると、「新しいサービスはとりあえず使ってみる」という身軽さを持ち、現場の判断に裁量が任されている企業だと感じます。


これから先、ビジネス社会の変化のスピードは、いまよりもさらに増すでしょう。
採用に関しても同じことが言えます。

その変化やスピードについていく、ついていかない、というのはまた別の議論ですが、大切なことは「ついていけない」企業にならないことです。


過度な承認、根回し、調整などが必要になり、身体と思考が重くなってしまって、結果としてついていけない状態になっているのが最悪です。


採用に限らない話かもしれませんが、スムーズかつ、チャレンジングな企業でありたいものです。
身軽さが武器である時代なのだと思うのです。

採用担当_沖津
2015年07月28日 | 
マズローが「マーケター」について語ったこと。
2015年07月16日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

「欲求階層説」で有名な心理学者のマズローが、「マーケター」についても触れていることを知っている人は少ないかもしれません。

マズローは『進歩的な、いいセールスパーソンと顧客』という覚書の中でこう書いています。

「進歩的な企業のセールスパーソンは、従来のセールスパーソンとは異なった機能を果たすものである。
一つには、きちんとした製品知識を持つだけでなく、市場の動向や顧客のニーズ、自分の関わるビジネスや業界全体の動きを把握しておかなければならない。」


そして、こうしたセールスパーソンを、「現行のセールスパーソンとは態度も役割も異なっているので、マーケターと呼んだ方が適当かもしれない」と述べています。
今から50年も前に、マズローは、未来のセールスパーソンは「マーケター」となるべきであると予見していました。


彼は、典型的セールスパーソンのパーソナリティの特質として、「短期志向の人物であり、その場で結果を出したがり、すぐに報酬が与えられることを望んでいる」「抽象的、理論的であるよりは、具体的」であると書いています。(随分な言い様ですが、このような辛辣な表現もマズローの文章の特徴です。)


進歩的なセールスパーソン、彼の言う「マーケター」になり得る人材について、マズローはこのような問題を提起します。
「これまでの議論から浮上してくるのは選択という問題である。
すなはち、誰が採用や解雇を決定する最良の人事担当者であるかという問題を提起する。」と採用の重要性を問題にしています。「大局的で長期的、客観的な見方ができる人間」のもとでしか、進歩的なマーケターになれる人間は採用できないと指摘しています。


もう一つ、マズローは、「進歩的な人間」が活躍できるのは「進歩的な条件の下である」とごくシンプルな定義をしています。
つまり、目先の利益を優先させたり、粗悪な製品をなんとか売り込もうとしたりするような企業では当然、彼のいう「マーケター」は必要ではない、と言っているのです。


我々のようなマーケティングそのものをサービスとして提供する企業では、当然我々自身が「マーケター」であらねばなりません。
マズローは、彼の言う進歩的なセールスパーソン=マーケターは、能力だけではなく、「事実、公正無私、正直、真実、能率などをモットーとする」とそのモラルにまで踏み込んでいます。


企業として進歩的であろうと、そして僕自身「マーケター」を採用できる人事担当者であろうと、マズローを読んでいて、改めて思うのでした。

採用担当_沖津
2015年07月16日 | 
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