人事ブログ

最も偉大な将軍はどこにいるのか。
2015年12月02日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

アメリカの文豪マーク・トゥウェインが好んだという「最も偉大な将軍を探す旅」というエピソードを最近知りました。



「最も偉大な将軍」を探して、ある男が旅に出ます。
男は、天国の番人・聖ピーターのところに行き、「最も偉大な将軍」はどこにいるのかと尋ねます。
すると聖ピーターはある平凡な名前が刻まれた墓に案内します。
「そんなはずはない」とその男は怒ります。
「私はその男が生きていた頃を知っている。彼はただの靴磨きだった」と。
すると聖ピーターは「その通りです」といった後に「ただ、もし彼が将軍になっていたとしたら間違いなく最も偉大な将軍になっていた」と答えたと言うエピソードです。

このエピソードが象徴するように、潜在的な才能は誰の目にも明らかではありません。
(それが例えばスポーツ選手のように、目に見えて顕在化しやすい分野でない限りにおいて)

「最も偉大な将軍」が「靴磨き」で生涯を終えたことが、会社の中でも起きているとしたら...と考えるだけでも恐ろしくなります。


人は、声の大きい人(比喩です)や、目立ってわかりやすい業績を挙げた人を評価する傾向があり、それは仕方のないことではありますが、内向的で、もの静かである、あるいは、変わった個性を持ち敬遠されがち、ということで優れた才能を持ちながら、それを存分に発揮できない役割に留まってしまうということは多々あるかと思います。

少なくても「その人の個性や才能を殺していないか。」
これだけは絶えず意識していきたいと思います。

採用担当_沖津
2015年12月02日 | 
「顧客目線に立つ」では、足りない。
2015年11月25日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。


私たちのようなクライアントの課題解決を行うサービスにおいて、どうすれば高いレベルの顧客満足を提供できる人材を育成できるのか、いつも考えます。

無形の価値を提供するサービスの場合、大抵の場合は「自分たちには出来ない問題を解決するため」に相談してくれるはずです。


決まった作業を受けるのではなく、相手の課題を解決するためには、「顧客(クライアント)目線」に立つことが重要ですが、それだけでは十分ではないことに気が付きます。

自分たちにノウハウやナレッジのないことを依頼して解決してもらいたいのですから、どうすればいいか正解がわからないわけです。
だから、クライアントの要望だけを聞いても、そこに答えはありません。

クライアントが何を望んでいるのか知るのは当たり前に重要ですが、それだけだと、その顧客からの要望に従うだけの人になってしまいます。


例えば、デザイン一つ取っても、「クライアントの好み」に従ってはいけないわけで、クライアントの顧客が行動を起こしてくれるデザインを提案しなければなりません。

そう考えると、「顧客目線」ではなく、必要なことは、「顧客の顧客の目線」であるはずです。


顧客の顧客を見ることができるようになれば、顧客に要望を確認するのではなく、たとえ顧客が言っていたことと違っていても、理屈が通れば出来映えには満足してもらえるはずです。
自分と同じ目線にたって、どう解決すれば良いかを提案してくれると、より安心して仕事を頼めるでしょうし、それこそが高い顧客満足を勝ち取れると思うのです。

クライアントの課題解決の仕事をするからには、顧客目線の本当の意味をしっかりと捉えて、高いレベルの満足を提供できる人材を増やしたいと思い、日々取り組んでいます。

採用担当_沖津
2015年11月25日 | 
「伯楽」になるための問題の多くは、技術的というより社会学的なもの。
2015年11月12日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

昨日、こんな記事を見つけました。

上司が部下を育てられなくなってきている。


僕も以前こんなエントリーを書きました。
現代のベテランに求められる視点


結局、技術や知識の陳腐化のスピードが極めて早いことに意識的であれば、先輩や上司は、自分たちよりも優れた若い世代の能力を上手く引き出すガイド役としての腕を磨かなければならないのだと思います。


強いチームの作り方」というスライドを見つけました。

この中に、「ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである。」というトム・デマルコの言葉が出てきます。

上司が部下を育てられなくなってきている、ということの問題の多くも、技術的というより、社会学的なものだと思います。


多くの場合、進化が見えづらいから、あるいはそれ以上に、進化を認めたくないという心理から、親は常に子供の心配をします。

しかし、時代に合わせて、環境は進化しているし、企業という組織だけに焦点を当てた場合でも、その企業が成長していれば、そのステージに合わせて入ってくる若い人材はもっと進化しているはず。
(だから進歩は常に若い世代が起こしているのです。)


「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず」


その視点に立って、ガイド役として、彼らの才能を活かした強いチームをつくれる人が「伯楽」になれるのでしょう。

逆に言えば、それができない(認められない)場合は、本当に自分を上回らない若者しか周りに残らなくなるような気がします。

採用担当_沖津
2015年11月12日 | 
過去10年でリクルーティングに起こった変化とこれから起こるだろうこと。
2015年11月05日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。


過去10年でリクルーティングに関連するテクノロジーは劇的に変化しました。


優秀な人材を探して、引きつけて、採用する、という仕事の本質は変わらないものの、そのやり方と道具として使うテクノロジーは大幅に変化しています。


おそらく一番大きな変化をもたらしたのは、ネットワーキング(関係構築と維持)です。


メディアからの定期的な新規流入を獲得しながら、有望な候補者と関係を構築し、タレントコミュニティを形作っていく。
そこにおいて、SNSをはじめとしたテクノロジーが果たした役割はとても大きなものです。
(いまだに、人を採用する度に「広告を出して待つ」(Post and Pray)の繰り返しに留まっている人事を抱えていれば、人材獲得競争で大きな遅れを取ることになります。)



この先ますます、ネットワーキングによってその人を中心にして構築されたタレントコミュニティの質と数が、大きく採用の成否を左右することになるはずです。


そうすると当然起こりうることは、既に良質なタレントコミュニティを有しており、この先もそれを維持・拡大し続けていける能力を持つ「リクルーターのハンティング」がグローバルでは起こるでしょう。

10年後、今以上に採用競争は厳しくなることは確実です。
既に起こった変化を冷静に見極めることと、起こりうる変化について予見し、あらゆる事象に備えることができるかどうかが、企業の生き残りを左右すると思います。

採用担当_沖津
2015年11月05日 | 
「専門知識」よりも「専門技術」という話。
2015年10月30日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

「頭がいい」にはいろんな意味がありますが、狭い意味で言えば、「覚えることや勉強が得意」ということがあると思います。

これはこれで極めて重要な能力でありますが、ビジネス・仕事においては、それだけでは足りないと感じることが多々あります。


仕事とは、大雑把に言ってしまえば、「(誰かの困り事の)解決」だったりすることがほとんどなので、(ニーズの創出ということもありますが)、簡単に言ってしまえば、知識があるだけ、わかるだけでは何も生まれないのです。

知識があることや新しいことを覚えること以上に重要なのは、それを「使って、物事を解決できる」ことなわけです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これが腹落ちせず、知識の習得に留まってしまっていることが案外多いのではないかと思います。


必要なのは、「専門知識」以上に、「専門技術」です。


専門技術というと、プログラミングや英会話などわかりやすいスキルを連想されてしまうかもしれませんが、問題を解決するための「専門技術」とはそれだけではありません。


適切な文章が書ける、人を動かす対話ができる、複雑な議論を整理できる...など、重要な技術はたくさんあります。
普遍的なスキルのように思えますが、これを高いレベルで保有している人は、立派な「専門技術者」と言えます。

「知っている」や「覚える」だけから脱して、仕事において「解決」まで進める「技術」を持つためには、とにかく「使う」ことなのだと思います。

何かを「知る、覚える」で終わらず、それを「使う」経験をたくさんすることが、仕事で成長する鍵ではないでしょうか。

採用担当_沖津
2015年10月30日 | 
社内ビジネスアイディアコンテスト開催しています。
2015年10月19日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

実は現在、第1回(恒例になるのか??)社内ビジネスアイディアコンテストを開催中です。


常に新しいビジネスモデル・サービスを考える意識の醸成や、チームを組んでプロジェクトを進めるスキルの育成など様々な意図を持って、発案された企画です。

0→1思考だけではなく、既存事業や業務のブレイクスルーのためのアイディアも受け付けることにしました。


先週末が1次審査のアイディア締切だったのですが、蓋を開けてみると、なんと30を超えるアイディアが寄せられました。

事務局を任された僕もその数と、しっかり作られた企画書の質にびっくり。



ここから、審査を経て、決勝プレゼンに進出アイディアは3つに絞られ、決勝は12月25日のクリスマスに開催される予定です。
(優勝は豪華インセンティブあり!)



当社のビジコンと言えば、昨年まで3年間、札幌市の後援で開催していた「北海道×マーケティング」を思い出される方もいると思います。

多くのビジコンは、アイディアを表彰して終わり、となることがほとんどですが、なんとこのビジコンからは、3年の開催のうち2つの優勝チームが実際に起業し、会社を作っています。

(第1回優勝キタロリさん、第3回優勝ラテラさん)


今回のビジコンからも事業化に進むアイディアが出てくるか期待大です。


コンテストの続報はこちらでお知らせしますので、お楽しみに!

採用担当_沖津
2015年10月19日 | 
エコー賞受賞にあたって ー クリエイティブなプロセス全体を通してデザインすること
2015年10月07日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

昨日朝(米国時間5日)発表された世界最大のダイレクトマーケティングアワード「DMA国際エコー賞」で、「BRONZE」を受賞することができました。

FullSizeRender.jpg

2年連続の受賞となり、昨年から一つステップアップできたことが素直に嬉しいです。
(昨年は「Leader」)

エコー賞は、日本ではほぼ無名ですが、その背景などはこの記事がわかりやすいです。

2つのマーケティングアワードに見る、日本が「マーケティング後進国」である理由

高水準なマーケティング施策をトータルに設計、実施、評価できている企業、そしてそれを第三者に伝わる作品にまで昇華できるエージェントが極めて少ないからなのだ。
広告やデジタルマーケティングなど、分野毎に日本が世界をリードしている部分もある。
しかし、調査/分析に基づいたターゲットの設定、戦略の立案から、各種メディアを有機的に連動させた戦術の実行、効果測定までの「マーケティングコミュニケーション」を統合的に見られる人材が企業内にもエージェント内にもまだまだ圧倒的に不足している。



日本企業では、マーケティング=広告宣伝、であったり、マーケティング=リサーチであったり、マーケティング=売り込みであったりと、マーケティングの定義をかなり狭く認識していると言われます。

また最近では、デジタルマーケティング分野ではテクノロジーが発展し、便利なツールが次々出てくることによって、マーケティング活動=ツールの活用となってしまっている企業も多いようです。

マーケティングについてもっともエキサイティングだと感じるのは、クリエイティブなプロセス全体を通してデザインすることだと思います。
それは、高い技術とクリエイティブを持った人たちが調和して作り上げるプロセスです。


上の記事にもあるように、
「マーケティングにたずさわる人々には、より複眼的な思考と、分野横断的な知見が求められる」とすれば、それをお手伝いする私達のやるべきことはまだまだあるはずです。

受賞は結果の一つにしか過ぎませんが、そのプロセスで培ったものをお客様に還元していくことができれば、よりよいサービスができるのだろうと考えています。

採用担当_沖津
2015年10月07日 | 
現代のベテランに求められる視点 ー 売上と育成のパラドクスから
2015年09月24日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

先日、社内で「売上と育成のパラドクス」についてディスカッションする機会がありました。


多くの組織(企業に限らず、ですね)で生じる、
「育成だと割り切るならば、結果にはある程度目を瞑らなければならない。
 短期的に結果を求めるならば、ある程度育てるという行為を諦めなければならない。
 しかし、実際は両方を追い求めなければならない。」ということについてです。



問題は、多くのベテランが、若者に「追体験」を期待することではないかと考えることがあります。
つまり、自らが経験してきたことを経験し、自分ができる仕事をできるようになってもらう、ということです。


これ自体は何もおかしい話ではなく、当然の発想だと思います。


しかし、例えば、今の40代や30代後半が「若手」であった時代と、現代のビジネス社会のスピードと求められるクオリティは、まるで違うはずです。
さらに、場合によっては、求められる仕事の性質や「ジャンル」自体が、違うところで価値を生まなければならないということが往々にして出現しているということです。

適切な時間と適切な追体験を経て、「同じ仕事を同じレベル」でできるようになっている頃には、市場自体が変化してしまっているであろうことに意識的であるか否か、という視点が現代の育成側には求められているのではないでしょうか。



だとすれば、何を、どうやって、育成するのか、ということに簡単な解はありません。


おそらく、育成する側に求められることは、社会や市場の変化を見極めながら、企業が描いているビジョンを理解し、時に導き、時にサポートする、ということではないかと思います。
(そこまで考えた結果、追体験が必要である、という判断であれば、何も問題はありません。)

採用担当_沖津
2015年09月24日 | 
アイデンティティ・クライシスの効用。
2015年09月14日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

今月から、神戸大学大学院経営学研究科の学生さんが、「組織の創造性」の研究のために、フュージョンに滞在しています。
1週目は東京オフィス、先週から3週間札幌本社に滞在し、フュージョンを研究してくれます。


先週、その学生さんと議論していて、「アイデンティティ」ということについて考えてしまいました。



言うまでもなく、人や会社にはアイデンティティが必要です。
アイデンティティはモチベーションを促進し、モチベーションが行動を促進し、行動が結果を促進するわけです。



しかし、時として集団にはアイデンティティ・クライシスが訪れます。
要するに、(要因はなんであれ)新しいアイデンティティが芽生え、他のアイデンティティと衝突し、葛藤を起こすことです。


葛藤というと、ネガティヴな印象を与えがちな言葉ではありますが、僕は集団にとって、アイデンティティ・クライシスは、必要な要素だと考えています。

重要なことは、全てのアイデンティティが私達自身や集団の役に立っているのではないということです。
多くの場合アイデンティティ・クライシスは、効果を発揮しないが故に捨てねばならないアイデンティティ、あるいは時代に対応できなくなったアイデンティティについて有益なヒントを与えてくれるからです。



これは、人の一生にも何度か起こってくる現象です。
(この現象に意識的な人も、それほど強く意識しない人もいますが)
アイデンティティ・クライシスを乗り越え、古い価値観や思い込みの殻を破り、新しい価値観を再構築するというステージです。


難しいのは、このアイデンティティ・クライシスを、新しい飛躍のジャンプ台にできるか、
それともただのブレーキにしてしまうか、を分かつものはなにか、ということです。



多様性を意図的に生み出しているということは、アイデンティティ・クライシスを意図時に生み出し、乗り越えることで、成長していこうという意思表示でもあります。

もしそのタイミングと努力が確かなものであれば、新しい価値観を自分たちの潜在意識として再構築することができるはずです。

採用担当_沖津
2015年09月14日 | 
会議が終わるとバスに乗せられ。
2015年09月08日

こんにちは。
フュージョンの沖津です。

このブログを継続的にご覧いただいている方にはお馴染みですが(?)、
毎年3月と9月の第1土曜日は、札幌に全社員を集めての全社会議&懇親パーティーです。

2015年3月「be together. not the same.」
2014年9月「真剣に仕事して、真剣に面白いことができる仲間。
2014年3月「全体会議&After Party @Glove with Aqua style



今年は、会議終了後、ビルの外に出るとバスが迎えに来ていました。
さてどこに連れていかれるのやら...

IMG_0871.JPG

(バスに答えが書いてますが笑)




そう、フュージョンでは5年ぶりのボウリング大会でした。

IMG_0877.JPG

始球式には特別ゲストとして猪木が駆けつけてくれました。

11990498_1026952827339109_5668995705996785369_n.jpg


北海道らしくカニや、

IMG_0878.JPG


なぜか阿修羅...

IMG_0887.JPG




ボウリング終了後は、階下のレストランに移動してのパーティーです。

巨大パエリア。

IMG_0909.JPG

恒例のドレスコードは、今年のトレンドカラー「マルサラ」。

IMG_0897.JPG

急遽、レストランの隣のサブカルショップでゲットしたコスプレグッズを身にまとう大畠さん。

IMG_0895.JPG

一心不乱にシャア専用ズゴックを組み立てる人も。
確かにマルサラっぽい...。

IMG_0904.JPG


ベストドレッサー賞のエンジニア、佐々木さん。

IMG_0908.JPG



毎回全社会議の後のパーティーでは、みんないい顔をしていて、嬉しくなります。

_MG_0126.jpg

いい人を仲間にするために、試行錯誤し、こだわり続けるためには、
会社の仲間が「いい顔」をする機会を増やすことなんだろうなと改めて思います。
(もちろん日常の仕事においても、です)


特定メンバーの恒例行事。

日付が変わってからの羊...。

11988554_886880614714306_2490580152535989284_n.jpg


タフですね。

採用担当_沖津
2015年09月08日 | 

PAGE TOP