マーケティングコラム

今、あらためてマーケティングとは何か――上場のご挨拶に代えて

2017/02/23

フュージョンは、2017年2月23日、札幌証券取引所アンビシャスへ上場いたしました。
クライアント様、ご協力会社様あっての事と心より御礼申し上げます。
https://www.fusion.co.jp/ir/index.html

フュージョンはダイレクトマーケティングエージェンシーです。

不特定の幅広い層に同一の内容でアプローチするマスマーケティングに対し、ダイレクトマーケティングというのは、特定のセグメントや個人に対して直接・カスタマイズされたやり方で働きかけるマーケティング手法です。
市場の成熟、消費者の多様化、テクノロジーの進化を背景に、今日すべてのマーケティングはダイレクトマーケティングとなりつつあります。

フュージョンがどのように仕事をしているか知っていただくことは、今日的なマーケティングとは何か、どのように実践すればよいのかを知っていただくことにもつながるのではないかと思います。

上場のこの日、フュージョンの仕事の仕方を振り返り、皆様にお伝えするとともに、マーケティングについて一緒に考えていただければ幸いです。



≪フュージョンの仕事の流れ≫

① 現状把握
フュージョンがクライアントとお仕事をさせていただく際、最初にするのは「お話を聞くこと」です。

フュージョンにはあらかじめ料金の決まったサービスや商品はほとんどありません。クライアントに合わせ、オーダーメイドで戦略や施策を練り上げます。このため、ヒアリングと対話によって、情報や思いを広く・深く共有することをとても大切にしています。

対話を通じて以下のような情報を共有していきます。

・目標
 事業全体の目標、短期・中期目標、部署・チーム・プロジェクトの目標

・主なターゲット
 属性(デモグラフィック属性、心理属性)、行動履歴、購買行動

・内部環境
 人的・金銭的・時間的リソース、組織構造・役割分担、
 利用システム・ツール

・外部環境
 業界・市場の規模やトレンド、競合

・障害、制約
 目標や課題の達成を妨げているもの、
 考慮しなければならない事項(法律や規制など)

自社でマーケティングを行う際もまずは現状把握から始めましょう。
マーケティングというと販促手法などに注目してしまいがちですが、なんのためにどんな手法を採用すればよいのか検討する準備として現状の理解は必須です。



② 調査・分析
①で挙げたヒアリング事項について、すでにクライアントが答えをお持ちのこともあれば、調べなければ分からないこともあります。

たとえば、「リピーターのロイヤリティを向上させたい」という目標を掲げていても、リピーターがどのくらいいるのか、どんな属性なのか、どんなことを喜びどんなことを嫌がるのかといったことを把握できている会社は意外と少ないのです。

ヒアリングを行った結果、調べなければ分からないことや詳しく調べた方がよいことが出てきた場合には、調査・分析をご提案することもあります。



③ 優先順位付け
現状を把握したら、対応できる大きさまで課題をブレイクダウンします。
たとえば「売上向上」を目指すとしても、そのままでは課題が大きすぎてどこから手を付けていいのか分かりません。客数を増やすのか、客単価を増やすのか、客数を増やすとしたら新規客を増やすのか、離反客を減らすのか、というように要素を切り分けていくと解決策を検討しやすくなります。

そして対応可能な大きさになった課題を並べて、重要度・インパクトの大きさ、振り分けられるリソースを踏まえ、取り掛かる優先順位を決めていきます。



④ 施策の立案・実施
①から③までやってようやく施策の立案と実施に取り掛かれます。
遠回りに見えますが、現状をしっかり把握し課題を明確にすることで取るべき策が見えてくるのです。

フュージョンがクライアントとお仕事をするときに前段までのヒアリングと話し合いを重視するのも、よりよい施策を立てるためです。よい施策とは実行する人が納得感を持って取り組め、施策のターゲットとなった方 (我々から見るとクライアントのお客様)がハッピーになり、その結果売上や利益といったビジネス上の目標達成に貢献できる施策です。



⑤ 検証・振り返り
どんな施策であってもやりっぱなしではなく、その後の検証が大切です。
検証結果を振り返り、改善点を見つけることで、施策の精度を上げていくことができます。

④と⑤を繰り返し施策の精度を上げながら、ときに③の優先順位付けや①の現状把握に立ち返り、全体を回していくことがマーケティングという仕事の流れになります。



≪これからのマーケティングとは≫
今日のマーケティングでは、小さく企画して素早く改善することの重要性が増しています。顧客の嗜好は多様化しており、事前にどれだけ分析・検討しても的を外すことはあるからです。トレンドも短いスパンで大きく変化します。フィードバックをコミュニケーションに反映していかなければなりません。そのためには、企画と実施・運用を一気通貫に行えることが重要です。

頭も手も両方動かして、コミュニケーションを継続し、PDCAサイクルを回しながらお客様に提供できる価値を最大化していくことが、これからのマーケティングにはますます求められるのではないかと思います。

そしてこれは、フュージョンの仕事の仕方とも合致します。クライアントと「共に考え、実行する」、これがフュージョンの仕事です。コンサルタントとして戦略だけを考え「こうすべき」というのではなく、実務作業だけを部分的に請け負うのでもありません。

フュージョンの業務領域は、分析・リサーチ、顧客コミュニケーション施策の企画・実施、マーケティングのためのシステム構築・運用、そしてそれらをすべて活用したマーケティング戦略の立案・運用まで多岐に渡ります。

ダイレクトマーケティングで培った知見を活かして、クライアントとその先のお客様との距離を縮め、クライアントを成功に導きたい。上場を機に、その思いを強めています。



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「マーケティングパートナーをお探しでしたらフュージョンがお力になります。
 お気軽にご連絡ください。ぜひお話をお聞かせいただければ幸いです。」
 (フュージョン株式会社代表取締役社長 佐々木卓也)

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