市立札幌旭丘高等学校 数理データサイエンス科での授業登壇について
当社は、企業理念である「パーパス・ビジョン・コアバリュー」に基づき、事業活動を通じて社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。
その一環として、私たちは自社内での人材育成にとどまらず、次世代を担う優秀な人材の輩出に資する教育支援活動にも積極的に取り組んでいます。
このたび、当社社員が市立札幌旭丘高等学校 数理データサイエンス科の授業に登壇し、
データサイエンスやデータサイエンティストという職業への理解を深める機会を提供しました。
授業は「FUSIONのビジネスを通して、データサイエンスとは何かを理解する」ことを目的に、
前半の座学と後半のワークショップの二部構成で実施しました。
前半の座学では、当社が専門とするCRM(顧客関係マネジメント)の実例として、実際に手がけたダイレクトメール(DM)施策を紹介。
そこに込められた狙いや、データサイエンティストの役割、分析時に重視する視点、
さらには生成AI時代に求められるスキルについても具体的にお話ししました。
後半のワークショップでは、「中学生向け高校受験対策入塾案内DMの実績データ」を題材に、
生徒の皆さんがチームで分析・改善提案に取り組みました。「入塾率に差がある要因は?」「改善による費用対効果は?」といった問いに対し、
鋭い視点で議論を交わす姿が印象的で、未来のデータサイエンティストの可能性を感じる時間となりました。
この授業を通じて、生徒の皆さんには、日常生活の中にあるサービスがどのようにデータに基づいて設計されているのか、
そしてデータサイエンスが社会にどれほど身近で役立つものかを実感していただけたのではないかと感じています。
また、登壇した社員にとっても、生徒の視点に立って伝えることの大切さや、
「伝わるように伝える」スキルの重要性を再認識する貴重な機会となりました。
これは、日々の業務においても、専門外の方に分析結果をわかりやすく伝える力として活かされています。
当社では、データサイエンスの力で社会に価値を提供するだけでなく、未来を担う人材の育成にも力を入れています。
こうした取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた一歩を、これからも着実に積み重ねてまいります。
【市立札幌旭丘高等学校について】
URL: https://www23.sapporo-c.ed.jp/asahigaoka/
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