先日、ある食品小売業の商品部長様と
ディスカッションするお時間頂いたのですが、
とても興味深い話をして頂きました。
今は「EDLPではなくてEDSP」だよ。
エブリデイロープライス、という言葉は皆さん聞いた事あると思いますが、
エブリデイセイムプライス、という言葉は初めて聞きました。
多くの小売業は、EDLPを店頭にて掲げながら、
「same price(セイムプライス)」
実はいつも競合と特売アイテムや主力アイテムを比較して
同じ値段にするように心がけている、というのです。
ではお客様は何を持って「安い」「お得」と感じるのか。
一回あたりのお買物「バスケット」に「良く入るアイテム」の集合体、
いわゆる「バスケットプライス」が安いと感じられるかが、やはりポイントだそうで す。
全てのアイテムをどこよりも安くするのが理想ですが、
利益を考えるとなかなかできないのが現実です。
その中で、どんなアイテムをどのくらい価格で引きつけるのか。
まさしくマーケティングの基本4Pのprice戦略だと思います。
お客様の意見と、その裏付けに必要なのは基礎となるデータ、
POSジャーナルビックデータの分析が必要になる場面と思います。
帰り道の新幹線、一人わくわくしながら帰りました!
Think out!
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