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「VS(ブイエス)」ではなく「and(アンド)」な世の中。

佐々木 卓也
2015-04-09

最近のメディアの記事の書き方や、
マーケティングトレンドを引っ張る(!?)方々のお話を聞いていると、
「○○VS○○!」という様な
見出しや話の内容が多いのですが、
個人的に少し違和感を感じる事が多いです。

多様化・成熟した社会の中で、
消費生活に関わるマーケティング分野においては、
白黒をはっきりつける事、相対的に決めて物事を判断する事が困難な時代になりました。

逆にはっきりとした変化を実現出来るのは国の規制や法律くらいです。
(商品の表現、品質、成分、景表法違反は施行日当日からはっきり規制されますね)

例えば自分に近い仕事の話で言うと
「ダイレクトメールVS(電子)メール」どちらかしか受け取らない、ではなく
「ダイレクトメールandメール」両方受け取って判断する、ということです。
「安い商品VS高い商品」どちらかを買うではなく「安い商品and高い商品」両方買うのが当たり前です。
「革新的VS伝統的」ではなく今は「革新的and伝統的」だから惹かれる事は多いと思います。

生活でも仕事でも、
何でも敵だ味方だと分けずに、
互いの違いを理解し、「and」としてどちらの立場でも
同時に物事を考えていくことが出来るスキルが
企業にも個人のスキルにもますます必要になってきているのだと思います。

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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