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マーケティングオートメーション導入後のシナリオ設計と継続の難しさ。

佐々木 卓也
2015-08-17

2~3年程前からマーケティングオートメーション提供ベンダーが増え、
今年に入って導入企業も多くなり、事例記事も良く見かける様になりました。

道具としてのシステムはどんどん進化し、
安価になって導入ハードルは下がっています。
いよいよ実行・運用フェーズが課題、といった企業が増えて来ていると感じています。

フュージョンにも実行・運用フェーズにある企業からの相談として、
①複雑なシナリオ設計が出来無い
②シナリオ数を増やす企画力が無い
③効果検証が追い付かず、最適化出来ない
といったテーマが多いです。

①については店舗やEC等の多様なデータマートから、
それぞれの条件を複雑に組み合わせてシナリオを作るのは
道具が簡易になったとしても、まだまだデータベース知識を必要する場面が多く、
容易では無いと感じています。

FullSizeRender.jpg
※弊社でサポートする複雑なシナリオ設計イメージです。



②については、システム知識よりも、プロモーション知識が必要となります。
ダイレクトマーケティングで必要な4大要素、
「タイミング」「オファー」「リスト」「クリエイティブ」、
これらを意識して、シナリオの数を増やす事が、
マーケティングオートメーションで売上を上げる最大の活動です。


導入成功している企業は、月間で数百本のシナリオが同時に動き、
まさに「顧客行動ベース」でシナリオが設計されています。


③については単発単純なシナリオでも、複数複雑なシナリオでも、
都度効果検証し、シナリオをチューニングして常に最適化出来る事が
マーケティングオートメーション導入の大きなメリットでもあります。
①や②の運用ベースでつまづいて、③までたどり着けないので、
社内や経営陣に対して、導入影響効果を上手く発信、
伝えきれていない担当者様ともお会いします。


フュージョンは複数のマーケティングオートメーションを
クライアントのステージに合わせてコーディネイトする立場ですが、
マーケティング会社としてしっかり最後までサポートして行きたい思っています。


道具が整備される企業が増える程、
「データからシナリオ設計出来る人材」は
益々求められるのではないでしょうか。


Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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