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「知ること」だけ一所懸命で「行動すること」が疎かになっていませんか?

佐々木 卓也
2016-04-20

最近は空前の「データ分析」ブームですね。
ビッグデータ分析の専門WEBサイト、
専門書籍、専門雑誌、専門人材育成、資格の講座もあり、
一部だけの盛り上がりでは無く、全ての業種業態でその熱が高まっている気がします。


この数年でデータ分析専門会社が多く生まれています。
また、自社内にデータ分析チームを組織化する企業も多いです。
BIツールを初めとした分析システム、統計解析ツール等も発達し、
手元にあるデータを可視化し、整理する事は各社年々上手になってきていると思います。


しかしながら、「知ること」に一所懸命過ぎて、
その後どうするのか、「行動すること」まで考えが及んでいないケースが多く見受けられます。


アメリカのマーケティング業界では「so what?」という言葉がよく連呼されますが
だからどうした?とデータ分析して報告した後に言われないようにしないといけません。


データ分析からのアクションを考えるための視点としてはいくつかありますが、
課題を発見し改善したいと思った際に考えるべきポイントには、
例として次のようなものがあります。


①影響範囲
ヒト視点:自チームだけでアクションできるか、他チーム・部署の横断が必要か
ワークフロー視点:大きなワークフローの変更、承認フローの変更、
         改善はするが現場のオペレーションに課題を残さないか、など。

②改善までの時間
すぐ変更できるのか、数か月~来年度までかかるような課題なのか、など。


③コスト
アクションにコストがどれくらいかかるか。
コストがかかっても、大きく改善が見込めるなら投資対効果が算出できるか、など。


小さな改善サイクルを早く回すのが最近のトレンドです。
最適化を目指し、終わりなくテストマーケティングとしてアクションを繰り返しながら
少しずつ効果を出していくのがデータ分析の醍醐味でもあります。


分析ツールはあるけど、活用出来ていない、
データは集計出来る環境が整っているし、レポートが見ているが
自社なりの分析ができずツールに依存していてアクションに結びつかない、など
データ分析からのアクションでお悩みの企業様がいらっしゃいましたら
ぜひお声がけくださいませ。
「一緒に考え行動する」がマーケティング会社としてのフュージョンの役割です。


Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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