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「データを集計する技術」から「データを美しく見せる技術」へ。

佐々木 卓也
2016-05-29

ビッグデータという単語がトレンドとなり、
データに関わるテクノロジは
この数年で各段に進化しました。


データを格納するクラウド環境、データべースを構築する技術、
繋ぎ合わせる技術、集計処理する技術、統計処理する技術、
そしてこれらを開発、サポートする企業の出現など、
新しい情報が毎日の様に発信されています。


そんな中、今世の中から求められていると感じるのが、
「データを美しく見せる技術」だと思っています。


データが紙の資料やエクセルだけではなく、
WEBサイト、SNS、スマホアプリ等でも表現される様になった現在、
難しいシステムやツールで一部の人が理解出来れば良い、ではなく、
データをグラフィック化し、
「沢山の人に影響を与えるもの」に変化させる技術が必要とされています。
またそのクリエティブを担う人材が世界的に必要とされています。


先日、デジタルマーケティングの情報サイト「DIGIDAY」にて
ブルームバーグがデータをグラフィック化する20名のチームを編成した記事がありました。
ブルームバーグ、20人体制グラフィックスチームの仕事ぶり


例としてワシントンDCの地下鉄が止まった際の遅延状況の時系列の変化を
トラフィックデータを元に表現しています。
Virtual Gridlock:Relive the Agony of D.C.'s Metro Shutdown


Yahoo!ジャパンでも、「データビジュアライゼーション」のプロジェクトがあり、
東京駅から全国への「到達所要時間マップ」を
リニアモーターカー開通前後でのデータをシミュレートし、グラフィック化しています。
Yahoo!.png


どうでしょう!とてもわくわくする技術ですね。
大量のデータが沢山の企業や、人々の暮らしにおいて便利に使われるためには、
データを誰でもわかる様に、美しく見せる技術が必要になります。


フュージョンでもいつかそんなチームをもって
社会全体の課題解決のサポートが出来る様に成りたいと夢が広がります。


Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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