FUSION LOGO
close

言葉の定義が集団文化を創りあげる。

佐々木 卓也
2017-08-01

先日半蔵門にて参加した、
少人数のダイアログの場で出たテーマの一つに
「言葉の定義の重要性」がありました。

例えば、一緒に仕事をしている企業様を指す様々な表現があります。
「取引先」「外注先」「業者」「協業先」「パートナー会社」など。
社内でも、名刺の肩書はプランナーやディレクターと書いてあるのに、
社内の呼称は「営業」となっていたり。

それぞれの印象や今までの経験に基づいて、
個人的、少人数で勝手に名付けてしまっている事が良くあります。
隠語もその一つです。
クライアントをアルファベットで略したり、
オフィスの階数で部署を表現したり・・・
新しい仲間が加わった際に、何か隠して話をしている様な気分になりますね。

また、認知の仕方が企業の文化を創り上げるという議論の中で
「戦い」に関わる用語・・・(例:戦略・戦術・勝敗)
「建設」に関わる用語・・・(例:土台・基礎・突貫工事)
「機械」に関わる用語・・・(例:組み立て・潤滑油・歯車・ライン)
「生体」に関わる用語・・・(例:タッチポイント・ピープルリーダー)
頻繁に出る用語によって、その会社の社内の雰囲気や文化を表す、といった話になりました。
逆にバラバラだと、意思統一が出来ていない様に他者からは感じるのでしょう。

一緒にお話しした企業の方は、
その会社には「失注」という言葉は無い、と仰っていました。
何故なら、一度出会った企業様との関係はこちらから切らない限り、
残り続ける、と考える文化だからだそうです。
これだけ聞いても、ご縁を大事にする良い会社、という印象になりました。

自社に当てはめて考えた際に、
見直さないといけない「言葉」が沢山あると感じています。
一度皆で議論してみたいと思っています!

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
20170802_thinkout.jpg

  • facebook
  • mail

関連する記事

マーケティングに役立つ資料ノウハウを公開中!

メルマガ登録

役立つマーケティング情報やセミナー情報、弊社のサービスのご案内等をお届けします。