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長い間勝つチームを創るには

佐々木 卓也
2019-08-07

先日、創部以来10年間で7度もインターハイ・選手権に出場している
強豪高校サッカー部の監督の「強いチーム作り」がテーマのセミナーがあり、
他校の監督や顧問の方々が参加者として集まる中、
監督が高校の同級生ということで
無理言って友人枠で参加する機会を頂き参加してきました。

学校の部活なので選手は必ず3年で卒業します。
監督とコーチは、その中で強いチームを継続させる事が求められます。
優秀なプレイヤーが5年、10年いる様なチーム作りでは無いことが、
企業経営と決定的に違う前提条件だなと思って聞き始めました。

セミナーの中で、印象に残った言葉が2つありました。

1つ目は、
「勝つために負けないプレーを求めると、もっと勝てなくなる。」です。
企業も守りばかりに目を配りすぎると、新しいチャレンジする風土が消えていき
どこか保守的になり、結果シュリンクしていきます。

2つ目は、
「良い特徴を伸ばす。足りない部分を埋めていると勝てなくなる。」です。
企業も人の悩みは永遠に尽きませんが、
人やチームの足りない部分ばかりが目に付いて、
それを埋め合わせる話ばかりに議論がなっていないか、はっと考えさせられました。

そして、4年前に自身でこんな事も考えてブログにしていたことを思い出しました。

「凸凹を埋めて平らにするのか、凸凹を組み合わせて平らにするのか。」

会社に戻ってすぐにメンバーとは共有しましたが、
スポーツのチーム作りも、企業のチーム作りも共通点が本当に多いです。

学校の部活は冒頭に書いた通り、3年の期間限定でいつもチーム作りを考えなくてはならないので、
非常に難しいテーマにチャレンジしながら、且つ結果を出している事に
友人ですが本当に尊敬の念を抱き話を聞いていました。

会社がどんな規模になっても、チーム、組織作りは永遠のテーマだと思っています。
雇用の流動性が叫ばれ、職種によっては短いスパンでの転職が当たり前になっていく中、
その条件下で長い期間、強いチームとして結果を出すにはどうしたら良いか、
改めて深く考える時間になりました。友人に感謝です!

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毎年恒例の海の日キャンプは、北海道空知方面の綺麗な場所でした。
空には虹も出て、良い気分転換になりました。

下期に向かって頑張ります!

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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