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「誰かを助けたい」と思う時に

佐々木 卓也
2020-04-08

「緊急事態宣言」が7都府県に出ています。

弊社クライアントと共に様々な仕事の延長や中止などへの対応に追われていますが、
国全体でも過去体験した事の無いレベルで判断しないといけない状況に突入しています。
そして、最前線の医療関係者、行政・防犯・防災関係の方々、水道ガス電気など
ライフラインを守るお仕事の方々には本当に感謝してもしきれません。

マーケティングの一丁目一番地に「マズローの5段階欲求」がありますが、
「生理的欲求」と「安全欲求」が土台です。
今まさしく世界中で土台が崩れかけている状態です。

個人に目を向けてみると、
不安な気持ちになると自分自身で「何かしなければ」「困った人を助けねば」と
焦燥感が出て短絡的な行動に移してしまいがちです。
(誰かために備蓄品を余計に買ったり、困った人の記事や有益そうな記事を見て
SNSにリツイートしまくったり・・・)

しかしながら、ちょっと落ち着いて考えてみましょう。

人に手を差し伸べたいと必要以上に感じる時は、
「自分自身が手を差し伸べて欲しい時」の裏返しでもある、と教わったことがあります。

目の前の困った事に、自分を重ねて共感してしまい、
困りごとを解決しようとする事で自分の気持ちを抑えこんでいるそうです。

世の中の話・記事、報道が気になって仕方が無い、
家族や同僚の話が気になって仕方が無い、
ネガティブなニュースが毎日流れる中では仕方が無い事です。

そんな時に「自分自身を見つめる」事を後回しにしないようにしましょう。
話を聞いてほしいのは、実は「自分自身」かもしれません。

生活の中で仕事の時間は大半を占めます。
これからテレワーク勤務の割合が増えると
社内・外ともコミュニケーションが取りづらい状況の中での仕事が増えます。

そんなときに自分が何をすべきか、何を相談して協力してもらいたいか、
その場しのぎや惰性で動かずに、毎朝少しの時間でも自分自身と
しっかり向き合いながら、一日を大事に過ごしていきたいです。

IMG_5348.JPG
自然の中で思いっきり深呼吸出来る日が待ち遠しいです!

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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