ホールネス(wholeness)な状態の重要性
最近はコロナ禍の中で仕事も変化が進み、
オンラインミーティングは当たり前になり
ウェビナーでの参加や講演も増え、
インプットとアウトプットの回転速度が上がっている気がしています。
実際に、7月からの4ヶ月で10回以上外部向けに講演させていただきました。
恐らくリアルな講演だと個人的に日程調整が難しく開催が不可能でしたが、
逆にオンラインだからこそ沢山の人に参加していただけていると思っています。
さて、皆さんは「ホールネス(wholeness)」という言葉を聞いた事があるでしょうか。
最近話題の韓国の大物プロデューサー、 J.Y.Park氏がアドバイスするポイントの一つに
オーディションメンバーに 「ホールネス(wholeness)」な状態を求める、があるそうです。
(アイドルの事は良くわかりませんが、沢山の周りの人がNiziUを好きなことは知っています。笑)
では、ホールネスとは何ぞや?ですが、ティール組織について議論が活発だった
数年前にキーワードとして出現していたので私自身も何となく覚えていました。
ホールネス(wholeness)の意味は「全体性」ですが、
組織や仕事の観点からの意味合いでは、
「ホールネス(全体性)を持って働かないと、人間は成果を出すのが難しい」のだそうです。
「一人ひとりの人生は一つで、全てが繋がっていて仕事だけ切り出す事は難しい。
アイドルでもビジネスの現場でも、仮面をかぶって「素」を隠して過ごし続けるのは
限界があるし、いつか仮面が剥がれてしまうよ。
だから、自分と仕事(アイドル)の境界線をはっきり決めずに
両方を合わせて自分自身や仕事を考えないといけない。」
と、J.Y.Park氏はアイドル候補生に伝えているそうです。
芸人同士も「素」で勝負出来ないと、売れ「続ける」事が出来ない と
聞いた事がありますが、これもホールネスの重要性を説いているのかもしれません。
SNSなど情報が溢れる時代に芸事と私事を完璧に切り分けるのは難しいのだと思います。
互いに自分の素やプライべート、また弱さを見せあう事が決して悪い事ではない。
相互信頼を構築するプロセスにおいて、重要なポイントだと思います。
自己開示に近いのかもしれませんね。
私自身SNSやこのブログも10年以上続けていますが、
ある意味、今考えている事や、感じた事を書き連ねて来ただけなので
こういった発信を通じて「素」を感じて下さる方も多いのかもしれません。
あるべき姿に考えが偏って固まってしまっている人や
これから就活する学生や社会に出る人にも、
是非ホールネス、知って欲しいキーワードですね。
私は素出し過ぎて、「仕事しているの?」と言われない様に頑張ります!
写真はワシントンの航空博物館で見た宇宙飛行士。
宇宙に行くメンバーも同士も、互いにホールネスな状態を求めるのでしょうね。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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- フュージョン株式会社 代表取締役
どの企業よりも大量のデータをハンドリングでき、どの企業よりも示唆に富んだ分析レポートを提案し、どの企業よりも仮説とレスポンスを意識した販促をプランし、どの企業よりも優れたツールをクリエイティブし、どの企業よりもクライアント企業とその先の生活者との距離を縮める事ができる。
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