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コロナ禍で減ったものと増えたもの。「親から叱られる回数」が増えた!?

佐々木 卓也
2021-08-02

昨年3月頃から1年半ほどの長期間、コロナ禍を過ごしていますが、
この期間で増えたモノ・コトを考えてみました。

私個人としては、以下が思い当たります。

<減ったモノ・コト>
・歩数
・出張・渡航回数、交通費
・会食回数・外食費
・名刺交換枚数
・スーツを着る回数・クリーニング代
・実家への帰省

<増えたモノ・コト>
・ダイレクトメッセージ、チャット、ザッソウ(雑談・相談)
・ウェビナー講演、受講
・フードデリバリー利用
・家の観葉植物
・光熱費
・衝動買いの雑費

残念なのは、やはり「初めまして」と直接対面する機会が減った事です。
名刺を利用する場面がぱったり減りました。
出会いやご縁の機会が減るのはビジネスにとっても影響がありますので
なるべくオンラインでカバーしています。

逆に良かった事は、既存の人脈の中で久しぶりに連絡が来たり、
こちらから連絡したりする事が多くなった事です。
お互いに考える事は一緒で、やりとりが増えたのだと思います。

マーケティングの世界でリテンション領域(CRM)強化が叫ばれているのは
私自身の事象を見ても自然の流れと感じています。

コロナ禍で増えたモノ・コトに関する沢山の記事の中で一番印象的だったのが、
子どもが「親から叱られる回数」が増えているらしいということです。

親は在宅勤務、子どもは在宅学習、また部活・習い事が中止や自粛になる事で
一緒の時間が増えて互いに干渉する事も多くなり、結果叱る回数が増えたのかもしれません。
接する時間が増える事で今まで目の届かなかった振舞いや言動が気になって
つい注意してしまうのかもしれませんね。
叱る側も寛容さも必要ですが、叱られる側も愛情と思って受け止めて欲しいです(汗)

仕事の場面ではどうでしょうか。
在宅勤務が増えて同僚や上司と一緒に過ごす時間が少なくなっています。
「干渉されなくなり楽になった!」と思っている人もいるでしょう。
逆に互いに目が届かない事で、不調に気づかず、
顧客に対して良くない振舞いをしているのに気づいていないかもしれません。
さらにそれを叱るまでいかずとも、指摘してもらい自分で気づいて正す、
といった成長機会も失っているかもしれません。

減ったモノも増えたモノも、いずれ新しい当たり前になっていくと思います。
きっと無くならないのは、遠くても近くても、オンラインでも対面でも、
相手や周りに敬意を払い、適切な距離感を保ちながら
良い関係を築く努力を怠らない事だと思います。

制限されている環境だからこその気づきに感謝ですね!

IMG_0299.jpg
写真は札幌大通公園に設置されたオリンピックのモニュメントです!

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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