FUSION LOGO
    close

    マーケティングに必要なデータ活用の基本

    2022-04-18

    データを活用するとは?

    マーケティング施策を行ううえで、なんとなくの勘や経験だけでは再現性を高めるのは難しく、事実を客観的にとらえ、仮説を導き出すためのデータ活用の必要性が高まっています。とくに昨今は、マスマーケティングが主流だった頃とは異なり、顧客視点に立ちひとりひとりの顧客と適切なタイミングでコミュニケーションを取ることで、顧客の行動に変化をもたらすマーケティング活動が重要です。そして、顧客に対する適切なコミュニケーション設計を行うためには、マーケティング施策の結果や効果を客観的に把握し、次に活かしていく必要があります。

    ▼参考コラム
    「デジタルマーケターもダイレクトマーケティングを学ぶべき理由」
    https://www.fusion.co.jp/column/2022/01/digitalmarketer-directmarketing

    この点は頭では理解できても、いざデータを活用しようとすると、その方法や進め方に戸惑う場合もあるのではないでしょうか。

    今回のコラムでは、マーケティングデータの活用を進めていく方に向けて、重要な基本ポイントをご紹介します。

    1.データ集計を左右する「前処理」

    データの集計すらしていないなんてあり得るのだろうか、と思われるかもしれませんが、データ集計自体に課題があるというケースは存在します。そして、この集計段階でのポイントは、前処理工程を丁寧に行うことです。

    前処理とは分析の目的に合わせて、収集しただけの未整理データを加工することです。
    自社で取得できたデータを集計し、生のデータを「目に見える」・「わかる」形式にする重要なステップです。社内にデータが散在している場合は、例えばECサイトの購買データ、ギフトの発送伝票、店舗の来店履歴など、データとして蓄積されているものを集めましょう。
    このときによく発生する課題として、複数のデータベースを使っていたり、各データの取得目的が異なっていたりするために、集計作業に入る前のデータの前処理に手間が生じることが挙げられます。複数データのクレンジングや突き合わせなどの作業は地道な確認や細かな修正が必要になるため、この作業単独では大きな成果や示唆を生まない割に工数がかかりやすく、敬遠されがちです。

    ▼参考コラム
    「データをマーケティングに生かすために~データの前処理とは?」
    https://www.fusion.co.jp/column/2021/01/post-287

    しかし、この前処理作業を避けずに取り組み、自社の持つさまざまなデータが可視化されることで、初めて数字に疑問を持つことができます。そして、それらの数字がこの後の分析で明確にしていくべき課題のヒントになります。

    加えて、前処理段階で発生する課題も合わせて可視化することで、自社データで取得する項目や要件を再定義するきっかけを作ることができます。これらは、MAツールなど各種ツール導入を行うときの要求仕様や、設計段階でのシステム要件にも相当するため、この工程は決して無駄にはなりません。

    ▼参考コラム
    「顧客データの統合と一元管理の重要性」
    https://www.fusion.co.jp/column/2020/12/post-284

    「MAツール運用時によくある3つの「困った」から見る、データベース構築段階でやるべきこと」
    https://www.fusion.co.jp/column/2022/03/ma-aruaru

    2.目的に合ったデータ分析手法の選択

    「分析」という漢字は「分(分ける)」と「析(「木」と「斤」)」になりますが、言葉のとおり分けて切り出すのがデータ分析です。分析対象を可視化するのがデータ集計の段階ですが、ここでは集計結果を深堀して課題や仮説を抽出します。

    より深くデータを分析することで、仮説を複数考えることができたり、自社のマーケティング課題を明確にできます。
    このとき、検証したい目的に合わせて分析手法を選ぶことがポイントです。

    顧客分析の第一歩としては、Excelでもできる、デシル分析・RFM分析の手法があります。

    ▼参考コラム
    「【デシル分析・RFM分析】 Excelでできる顧客分析入門」
    https://www.fusion.co.jp/column/2015/10/excel-decile-rfm/

    これらの手法には、分析ツールを導入していなくても比較的簡単に集計でき、自社顧客の全体像が見えるという特長があり、分析の結果をさらに深掘りすべき課題が見つかる場合も少なくありません。

    「顧客分析を行ったことがない」「まずは自分で手を動かしてみたい」という方は、まずはExcelでのデータ分析からスタートしてみてはいかがでしょうか。データ分析時の考え方やアプローチ方法については、別コラム記事「マーケティングにおけるデータ分析とは?アプローチの考え方と分析手順」でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

    ▼その他の参考コラム
    「結果を活かせる!マーケティングの効果検証の基本」
    https://www.fusion.co.jp/column/2021/02/post-292

    「事例で解説!マーケティング施策の効果検証方法」
    https://www.fusion.co.jp/column/2021/02/post-293

    3.データによる予測でマーケティングを戦略的に

    データ分析を行うと、自社のマーケティング施策の課題が可視化されるため、それらの課題を解決するための検討を行うことでしょう。
    このフェーズでも、検討した解決策によって課題が解決された場合に、何にどのくらいの効果があるのか、そのためにどのくらいのコストをかけるのが最適かなど、データを元に予測し、施策を立案します。経験や勘に頼るのではなく、再現性のあるマーケティングを行うためには、自社の持つデータや外部環境分析の結果などをもとに改善策を検討し、具体的なマーケティング施策に反映したうえで、継続的な効果検証と改善を繰り返すことがマーケターに求められます。この時、前提として自社に存在するCRM戦略や経営戦略で打ち出されるKPIなどの目標達成指標も踏まえて、自社のマーケティング施策へ落とし込んでいく必要があります。

    ▼参考コラム
    「CRMとは?うまくいかない原因と効果的な棚卸のポイント」
    https://www.fusion.co.jp/column/2021/02/post-294

    「目標達成の道しるべ「KPI」を設定しよう」
    https://www.fusion.co.jp/column/2017/09/kpi

    データドリブンはマーケティングの土台

    「データ活用ができていない」とひとことで言っても、どのフェーズに課題があるのかによって取り組むことが変わります。
    データ分析は、現状把握や仮説検証の手法の一つにすぎません。
    データを通して課題を明確にとらえ、適切な分析手法を用いて自社のマーケティング課題解決につなげていきましょう。

    今はまだデータ活用の目的が整理できていない方や、いろいろ考えているけれど何から手を付ければ良いか分からない…といった方は、一緒に現状と課題を整理するところから始めてみませんか。
    フュージョン株式会社では、CRM分析サービス「CRM ANALYZER(シーアールエム アナライザー)」をご提供しています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

    ▼CRM分析サービス「CRM ANALYZER」の詳細はこちら

    ▼フュージョン株式会社へのお問い合わせはこちら

     

     

    • facebook
    • mail

    関連する記事

    マーケティングに役立つ資料ノウハウを公開中!

    カテゴリー

    メルマガ登録

    役立つマーケティング情報やセミナー情報、弊社のサービスのご案内等をお届けします。