先日のネットニュースから、小売業界で非常に話題になったのが、
世界最大小売業、米国ウォルマートが3500店舗の
ページを作って運営していく事をまとめた記事でした。
「ウォルマートがFacebookと組み、約3500店舗分のFacebookページを作成。」(『WIRED』)
ZIPCODE(日本での郵便番号)を入力すると、3500店舗の中から近くの店舗のページに誘導され、
パーソナライズされた情報が取得出来るようになります。
facebook上の「my local walmart(マイローカルウォルマート)」というアプリで実
これによって、顧客はマス向けの情報から、
「自分の家の近くの、良くお買物に行く店舗の限定的な情報」を受け取ることになり
まさしくテクノロジーを活用した「ハイパーローカル」施策です。
世界一の小売業が先陣を切って始めたので日本でも注目度が高く、
それからと言うもの、次々とブログや記事で研究・発信されています。
ウォルマートFacebookページ内のアプリケーションが開発され、
例としてギフトを贈るための「ショッピーキャットShopy cat」が最近リリースされ
何とギフト贈られる方の普段の「いいね!」ボタンを押した履歴や興味あるページの
最適なアイテムがレコメンドされる(すごいですね!)というアプリケーションだそ
では日本ではというと・・・
大手コンビニチェーン、ローソンさんは、twitter、mixi、facebook等、ソーシャル
同時に何と「17つ」もの公式アカウントを運営しているそうです。
17ものアカウント運営コストや発信するコンテンツ等のコントロールを考えると、
社内ご担当者はさぞ大変だろう・・・と想像できますが、
もはや「巷で注目されているテクノロジー」とか「はやっている」から
早めに取り組もう、では済まされないレベルです。
企業として、どうやってお客様との距離を縮めるか。
自分たちの企業としての発信をどのようなターゲットにどのようなメディアを使って
ローソンさん社内で大きな舵きりがあったのでは、もしくは社内の変革があったので
はと感じています。
(実際にローソンさんのCMを見かけなくなったのは気のせいでしょうか・・・)
地域に根差す小売業が、どのやってその地域とより密着していくか。
「地域密着」という考え方は昔から掲げる小売業が多いですが、
チェーンストア経営とのバランスから、本当にそれを実現している企業は少ないと感
今、「密着の仕方」もテクノロジーの進化で変化していると感じています。
Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。