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「過去のデータ」を「未来のデータ」と感じる力。

佐々木 卓也
2012-05-09

先日クライアントとのミーティングに参加したのですが、

ビッグデータ(トレンドワードですね。笑)分析の話になり、

参加したメンバーの中で様々な意見がありました。

データ分析のプレゼンテーション、ミーティング等には

私自身今まで多数参加していますが、

ご担当者や会社全体の考え方含め、実にタイプが様々です。

①データ分析志向が高く実際にアクションに反映しているタイプ

 KPIの設定、ROIの考え方をデータに基づいて評価している会社は

 実にシンプル、素直にデータ分析と向き合っています。

 結果の数字を疑って時間を消耗せず、スモールなトライ&エラーを繰り返す事で

 会社のノウハウが蓄積される事を理解しているのだと思います。

②データ分析志向が高いがアクションに移さないタイプ

 データ分析が好きで、知見も深いのですが、アクションプランとは

 組織や考えが切り離されている場合、私個人としてはすごくジレンマを感じます。

 大抵一部のご担当者が真剣で、会社全体の話になっていない事が多いです。

 

③データ分析に興味が無いが、答えだけ欲しいタイプ

 データ分析は多くの仮説から、少ない成功を積み重ねるもの、と思っています。

 忙しいのは理解するのですが、このプロセスを飛ばして、

 外部のベンダー、分析業者から答えだけ欲しがると

 一度きりの話として終わってしまい、結果が社内に蓄積されず終わってしまいとて も残念です。

④データ分析からのアクションに興味が無いタイプ

 データ活用を効果検証から始める事で、知り得ることが多いと思っています。

 「知る」と「知らない」でどちらが次の一手を考えやすいか理解してもらえると

 一気に①のタイプになってくれる瞬間があり、逆にお話しすると刺激を頂けます。

その他①~④だけでなく企業の中には沢山のプレイヤーがいますので、

様々な考え方があって当然です。

先日のミーティングで印象に残ったクライアント本部長の一言。

「「過去のデータ」を「未来のデータ」として感じよう!

もっと精度の高いアクションと するために。」

過去データをまさしく宝とするかどうかは、

いくらテクノロジが進化しても、やはり「ヒト」次第、と

強く感じたミーティングでした!

弊社グループはもちろん、「未来を感じられる人材」を沢山育て、

クライアントの成長に欠かせない存在となりたいですね。

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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