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「レスポンス」はブランドの一部です!

佐々木 卓也
2015-11-29

ダイレクトマーケティングの業界にいると、
レスポンスを獲得する広告と、
イメージアップを主とした広告は対極にあって
どちら(が)大事だ、どちら(も)大事だ、みたいな話を良く聞きます。


しかしながら、佐々木が考えるこれからの時代のマーケティングは、
「レスポンスを取りながらブランディングする」だと思っています。


生活者は、広告の種類なんて何も意識せず、
購買行動(何をしたか)と
印象・イメージ(どう感じているか)の
両方合わせて、その企業や商品、サービスの
「ブランド」を受け取っているのだと思います。


売上アップと印象アップは、
テクノロジが進化して全てがメジャラブル(測定可能)な時代では
同時に考える必要性が増してきましたし、もはや別物ではないと思っています。


購入する事は、マス広告の分野だと何かと後回しになって議論されがちですが、
購入する事こそ、ロイヤリティやエンゲージメントやエクスペリエンス(最近の流行り言葉3つ!)の
最大の瞬間ではないでしょうか。


最近のエクスマ(エクスペリエンスマーケティング)の隆盛は、
POPやSNS等を便利に活用し、商品の良さをレスポンスが取れるコピーで伝え
購買行動をもSNSで共有して、まさしく両方を獲得するマーケティングだと思っています。


しかしながら、
売上が上がれば良いのでしょ、印象良いだけでレスポンス取れないでしょ、と成果を主張して
その時々で刺激的なコピーを書き連ねたり、
何かのパロディ化をして気を引いたりして、
瞬間のレスポンス獲得する提案をする企業もありますが、
そのレスポンス一つ一つの積み上げが、
企業に対する印象・イメージに繋がっている事を十分に意識して施策を実施する必要があります。


弊社にも、今までレスポンス広告専業の会社に依頼していたけども
なんだか行き当たりばったりで、
このままのクリエイティブで良いのか、といった相談や、
リブランディングを通じて、新しい顧客層のレスポンスを獲得したい、
といった相談も受けるようになりました。


広告業界の提案の方が、分けて考えてしまっています。
顧客は一人です。広告の種別で顧客が変わるわけではありません。


クライアントは「レスポンスを取りながらブランディングする」する事に気づき始めています。

 

Think out!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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